ペットの問題



Q-01.繁殖させた犬や猫を1回又は1匹でも売ると動物取扱業の登録が必要ですか?


Q-02.ペットに自分の遺産を相続させたいのですができますか?





Q-01 繁殖させた犬や猫を1回又は1匹でも売ると動物取扱業の登録が必要ですか?
A-01  一般によくあるケースとして、犬猫好きな皆様が、子孫繁栄を願い又はお小遣い稼ぎに自宅の犬猫に赤ちゃんを産ませる場合が 考えられます。 結果、全てを飼養するのが不可能な場合に1匹を残し他を売る場合等は、販売と考えられますので、 登録が必要となります。
 もしも、登録を怠れば、動物の愛護及び管理に関する法律に基づく 罰則(30万円以下の罰金)の適用がありますので注意が必要です。
 但し、たまたま子孫繁栄を考えずに、できてしまった赤ちゃんを「年間1回だけ1匹」売る場合や、 数にもよりますが、あなたの営利を目的としない贈与(⇒無料譲渡)であれば、登録は不要となります。
 業とは、「社会性(⇒不特定かつ多数を対象)」を持って、有償・無償を問わず事業者の「営利」を目的とし、 「反復継続(⇒年間2回以上)」又は「多数の動物(⇒年間2匹以上)」を扱うことで、 販売・保管・貸出し・訓練・展示等しているかが問題となります。
 ちなみに、個人ブリーダー、インターネットによる動物の販売、ペットシッター、そして出張訓練士も 動物取扱業者に該当致しますので、動物取扱業の登録が必要です。

★ 当事務所では、動物取扱業登録申請書の作成・提出を行っております。
 又、犬猫ブリーダー・ペットショップの開業等、動物取扱業を目指す又は既に開業されている経営者様の 支援を行っております。お気軽にご相談下さい。



Q-02 ペットに自分の遺産を相続させたいのですができますか?
A-02  法律上、ペットは、人ではなく物にあたります。よって、ペットに財産を直接的に残すことはできません。

 しかしながら、間接的に残す方法はあります。

□方法@:負担付遺贈を遺言書として残す(民法1002条)
 あなたにとって信頼できる人Aさんに、ペットを死ぬまで大切に飼育してもらうことを条件に、Aさんに対し、 飼育手数料として財産を譲るという遺言書を残す方法です。
 ただし、Aさんには、履行する義務はありませんので、断られることもありえます。いかに信頼できる人を選ぶかが重要です。

□方法A:負担付死因贈与契約書を作成する(民法553-554条)
 死因贈与とは、「私が死んだら私の財産をあげましょう」ということです。 これを生前の内に、ペットを死ぬまで大切に飼育してもらうことを条件に、相手方Aさんとの契約を結ぶことになります。
 双務契約ですからAさんには、履行する義務が発生します。

 遺贈とは、もらう人の意思に関係なく行われる一方的な贈与であるのに対して、負担付贈与とは、双方の合意に従って行われる贈与です。
 ペットの世話をしてくれる人Aさんの承諾は当然必要ですし、その負担(ペットの世話)をしっかりしてくれているか どうかを監督する人を用意(例:遺言執行者の指定)しておかなければ、どちらの方法にせよ危険と考えられます。

★ 当事務所では、遺言書の原稿作成や、各種契約書の作成を行っております。



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